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認定介護福祉士について

高度な知識と専門的な技術

2013年に新設されたキャリアであり、より高い能力を持っている介護福祉士を認定する、という目的で利用されているのが「認定介護福祉士」です。
この資格を取得するためには、まず前提として国家資格である介護福祉士の資格が必要となります。
介護福祉士として実務経験を積み、より高度な知識や専門的な技術を学ぶことによって認定介護福祉士を目指すことができます。

求められる実務経験は7年から8年程となっており、現場について十分理解できるほど勤続している必要があります。
さらに、その実務の中でリーダーとしての経験を持っていることも重要になります。
加えて、施設介護と在宅介護、両方で仕事をしたことがあり、どちらの現場についても一定の理解があることが求められます。
これらの条件を満たしていることにより、介護全体の仕事について理解があると認定されるわけです。

仕事の内容

それでは、認定介護福祉士にはどのような仕事が求められることになるのでしょうか?
この仕事は「介護チームにおけるリーダー」であることが求められます。
現在介護の現場においてはだいたい5人から10人程度のチームを組んで活動をしており、このチームを指導してより高めていくことが認定介護福祉士に求められる仕事となります。

その際には他の介護士や介護関連職との連携が欠かすことができません。
そのために、幅広い職場における実務経験が求められています。

今後、さらにチームによる介護が重要になってくることを見越して作られた制度ではありますが、まだまだ制度の開始から時間が経っていないこともあり、実際の運用が行われているというわけではありません。
今後注目が集まるキャリアとなるだろう、という程度におさえておくのが良いでしょう。