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ホームヘルパーなどの訪問介護員とは

訪問介護員の仕事内容とは?

訪問介護員とは、その名前からも分かるように、介護施設で高齢者をケアするのではなく、自宅などにいる高齢者を訪問して、そこでケアをするというものです。
基本的な仕事内容としては、生活援助、身体介護、通院介助があります。

生活援助とは、調理や掃除、洗濯などの日常生活で生じる家事についてのサポートをするということで、本人分の生活の援助をします。
身体介護とは、身体機能に障害がある場合、食事をしたり着替えをしたりする際に手助けを行い、日常生活を行えるように助けるという業務のことを指します。
通院介助とは、自宅から病院などに行く時に付き添って、安全に行けるように助けるという仕事となります。

基本的にホームヘルパーの資格が必要となる

訪問介護員として働くためには、基本的にホームヘルパーなどの資格が必要となります。
資格がなくてもできる分野の訪問介護業務もありますが、制限がありますので、やはりホームヘルパー資格は取っておいた方が良いでしょう。
この資格はそれほど難しくなく、3か月程度の研修によって取れますので、介護業界で働きたいと思っているのであれば、取得するメリットは大きいと言えます。

訪問介護は多くの場合、介護スタッフが一人もしくは少人数で訪問してケアをしますし、介護施設のような十分な設備がない状態でケアをします。
そのため、介護スタッフのスキルというのがとても重要になってくるのです。
こうしたことから、訪問介護ではホームヘルパーなどの資格が求められることが多くなっています。

また、訪問介護ではリハビリなどの付加的なケアをすることもありますので、関連するスキルを身に着けているとより多くの働きができます。
いろいろな研修や検定試験などが開催されていますので、機会を見つけてチャレンジしてみると良いでしょう。

訪問介護員として働くことの魅力とは?

訪問介護員は、ある程度固定された家を訪問してケアをしていきます。
その分、要介護者をよく知ることができて、個人的に知り合った状態で介護ができるというメリットがあります。
良く知っている分業務もしやすくなりますし、心理的な負担も持たずにケアができるのです。

また、あまり残業もなく、決まった曜日だけの勤務という形で働くことができますので、仕事とプライベートの両立がしやすいというのもこの仕事のメリットです。
家庭を持っていてフルタイムでは働けないという場合でも、上手に時間を調整できますので、無理なく仕事を続けられるでしょう。
いろいろな面で要介護者をサポートできるというやりがいもありますし、自分のスキルを無駄にすることなく人のために役立てられますので、やりがいを感じながら仕事ができます。