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心理カウンセラー

現代社会では必要性が高くなっている心理カウンセラー

人と人とのつながりが薄くなっているとも言われている現代社会では、強いストレスを抱えながら仕事や毎日の生活を送っている人が多くなっています。
うつ病もしくはうつ状態になっている人の割合も年々増えていて、重い精神疾患に悩まされる人の数は減ることがありません。
もちろん、家族や周りの人たちの支えなども重要ですが、同時にこの分野におけるプロフェッショナルのサポートも欠かすことができません。

精神疾患の治療を行うのは、精神科医ということになりますが、もっと身近なところで心の悩みを持っている人を支え、より幸せな生活を送れるように助けるのが心理カウンセラーです。
カウンセリングや心理療法などを用いて、悩みを持っている人が自分に向き合って、どのように問題に立ち向かっていくかを一緒に考えるのがその仕事です。
薬などを処方することはありませんが、様々な手法を用いて心の状態を安定させることができるように、専門的な訓練を受けています。

心理カウンセラーとしての認定資格がある

心理カウンセラーという職業をするには、決まった資格がないといけないというわけではありません。
しかし、より確実にスキルを持っているということを証明するために、心理カウンセラーという民間団体による認定資格があります。

この認定資格を取得するためには、いくつかの方法がありますが、一番身近なのは養成講座に通った後に試験を受けるというものです。
講座の種類はいろいろあって、全国にいくつものスクールが存在します。
それぞれの講座によって異なりますが、通信講座だと3か月から半年程度、通いの講座だと半年以上かかるのが普通です。

仕事をしている人でも通信講座を受講することによって負担なく資格取得できるのがメリットです。
料金や期間などの情報をそれぞれのスクールでチェックしてみましょう。

いろいろな働き場所がある

心理カウンセラーの勤務先は様々です。
児童相談所や介護施設などもありますし、企業内の健康管理室などで社員のメンタルケアの相談を行うというケースもあります。
中には、自分で独立開業してカウンセリングオフィスを開いているケースもあります。

心理カウンセラーを直接の仕事としなくても、この資格取得を通して、人の心の中の状態を見極めたり、どのように対処したらよいかなどを学べますので、ビジネスに役立てるというメリットがあります。
そのため、この資格を使って仕事をすることはないものの、役立つことがたくさん学べるという理由で資格を取る人も珍しくありません。
いろいろなメリットがある資格ですので、自分磨きの一環としてこの心理カウンセラーの資格にチャレンジしてみるのも良いでしょう。